構造物調査・診断(1)

[V-651] Fundamental study for crack width measurement during tensile fatigue test by using video

〇Yasutaka Noma¹, Sumiyuki Sawada¹, Takahiro Funatsu¹, Tsuyoshi Nishimura¹, Yuko Sato², Ken Watanabe², Munemasa Tokunaga² (1.HAZAMA ANDO CORPORATION, 2.Railway Technical Research Institute)

Keywords:Video, Tensile fatigue test, Crack, Crack width

限られた財政や技術者が不足するなかで実施される維持更新のためのインフラ点検業務では，コスト，人手，手間がかかることが課題となっている．このような背景の下，筆者らは，社会インフラの効率的点検に寄与する技術として市販の一眼レフデジタルカメラを用いて遠隔で点検対象構造物のひび割れを撮影し，撮影画像からひび割れ抽出や幅推定が可能なひび割れ画像計測手法を開発してきた¹⁾．本研究では，この技術の動画使用時の適用性を検討し，動画で引張疲労試験時の鉄筋コンクリート製の試験体のひび割れを撮影し，この際のひび割れ幅の測定に関する基礎的検討を実施した．