令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第V部門

非破壊試験法(4)/評価試験方法(1)

座長:橋本 勝文(京都大学)

[V-398] 普通ポルトランドセメントを用いたコンクリートの非破壊透水試験時の水分浸透深さの測定

〇後藤 佳子1、岡 流聖1、牛島 栄1、峰村 富夫2、藤原 貴央2 (1.青木あすなろ建設、2.エフティーエス)

キーワード:透水試験、非破壊試験、水分浸透深さ

コンクリート構造物の水密性評価を非破壊試験にて行うことが求められているが、水密性を測定する非破壊試験では、実際はどの程度の深さまで水が浸透しているかが分からない課題がある。そこで、水密性の非破壊試験として、ダブルチャンバー式加圧透水・透気試験を用いた透水試験であるWAPP法測定時に水分浸透深さの測定を実施した。WAPP法が水密性評価のための測定として用いることが可能であると考えられる測定結果が得られ、透水量と水分浸透深さの間には、水セメント比に依存しない良好な相関関係が見られた。今後は、他の試験条件やセメントの種類の違いによる測定データの拡充を行い、WAPP法による水密性評価の測定を行いたい。

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