令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第V部門

非破壊試験法(4)/評価試験方法(1)

座長:橋本 勝文(京都大学)

[V-401] コンクリート補修材における付着試験方法に関する検討

〇山田 宏1、竹﨑 智紀1、関 友則2 (1.鹿児島工業高等専門学校、2.住友大阪セメント)

キーワード:断面修復材、付着強度、割裂引張試験、表面粗さ、表面処理

劣化したコンクリート構造物を維持管理し、長寿命化を図ることが急務となっている。コンクリート構造物の補修方法である断面修復工法は母材コンクリートと補修材の付着性が求められる。付着試験方法は一般的にはJISA1171の方法があるが、建研式付着強度試験が利用される場合も多い。通常、付着強度試験は一軸応力状態を想定しているが、実際のはりの補修部などでは二軸応力状態となることが考えられる。本研究では、二軸応力状態を再現する試験方法としてJISA1113を用いて、付着強度を得られないか検討した。その結果、JISA1113によって付着強度が得られることなどを明らかにした。

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