令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第V部門

短繊維補強コンクリート(構造)/連続繊維補強コンクリート(構造)

座長:上原子 晶久(弘前大学)

[V-217] 超高強度合成繊維補強コンクリートを用いたRC梁の疲労耐荷性に関する基礎的検討

〇原 紘一朗1、園田 佳巨2、野澤 忠明3、玉井 宏樹2 (1.清水建設株式会社、2.九州大学大学院、3.株式会社エスイー)

キーワード:超高強度合成繊維補強コンクリート、疲労、有限要素解析、連続体損傷力学

近年,社会基盤施設の高寿命化に向け,超高強度合成繊維補強コンクリート(以下,PVA-UFC)が開発され,道路橋への利用に向けた研究が進んでいる.本研究では,PAV-UFCを用いたRC梁の疲労耐荷性の解明を目的とした解析的検討を行った.具体的には,接合部の有無を考慮した2種類の供試体による疲労耐荷性確認試験を行い,疲労試験による耐荷性の変化を再現可能な力学モデルの提案のため,連続体損傷力学に基づく有限要素解析により疲労試験の再現を試みた.その結果,一体打ち供試体は高い疲労耐荷性・靭性を有すること,また,本研究で提案した解析手法により,接合部を有するRC梁の疲労損傷を簡易に再現できることが判った.

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