高流動コンクリート(2)／混和剤

[V-446] New development of viscosity modifier concrete surface retardant which improved visibility

〇Kenta Oda¹, Katsuya Yoshida¹, Minoru Yaguchi¹, Hiroshi Nemoto², Yuji Goryozono², Wataru Nakajima² (1.Sika Japan, 2.Shimizu Corporation)

Keywords:Quality improvement, Productivity improvement, surface retardant , viscosity modifier , retarder, slope

打継目処理剤の散布は、特に勾配のある部位ではブリーディング水と共に有効成分が流れ落ち、十分な凝結遅延効果が得られない場合がある。通常コンクリートの打込み完了から1～3 時間程度待ち散布されるが、適切な散布時期を逸すると打継処理が不十分となる場合もあることから品質に偏りが生じやすい。また、散布箇所の視認性が低いことから撒きムラが発生し、打継処理効果に偏りが生じる懸念がある。
このような背景の下、コンクリート打継処理の生産性と品質の向上を目指し打継目処理剤の新規開発を行った。本論文では室内試験により新規開発した打継処理剤の性能評価を行った結果を示す。