令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第V部門

アスファルト系舗装(2)

座長:上野 千草(寒地土木研究所)

[V-485] 塑性変形と剥離を同時評価する混合物試験方法の検討

〇呉 悦樵1、野口 健太郎1、瀬尾 彰1 (1.出光興産)

キーワード:舗装損傷、アスファルト混合物、耐久性、剥離、塑性変形

筆者らは国内試験法ではそれぞれ単独でしか評価できない荷重による塑性変形と水による剥離について,AASHTOやBS ENで規定されるDWT試験を用いることで,塑性変形と剥離との相互作用を明らかにしてきた.また,舗装損傷を抑制するには,耐流動性と耐水性の両方を高めることで基層以深での剥離劣化や滑走路での早期破損といった現実問題の解決に繋がると期待されている.ところが,海外規格に沿って行う場合,耐久性の優劣の判定に用いることができないことがあった.本検討では,従来WTや水浸WT試験と比較し,DWT試験機に国内WT試験と同様なサイズの供試体を適用し,評価手法としての有効性を確認した.

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