[V-573] 通信用鉄筋コンクリートマンホールにおける海砂による鉄筋腐食と維持管理への適用
キーワード:通信用マンホール、維持管理、海砂、腐食発生限界塩化物イオン濃度
NTTは,躯体が鉄筋コンクリートの通信用マンホール(以下,MH)を全国に約58万個保有している.MHの維持管理人員が減少していることから効率的な維持管理の実施が必要である.一部のMHについて,建設時の骨材に海砂を使用したことによる内在塩分の存在とこれに起因した鉄筋の腐食およびひび割れの報告がある.本検討では,一部のMHに対して塩化物濃度等の調査を実施し,得られたデータを活用してどのMHに腐食を引き起こす海砂由来の内在塩分が存在するか判別する方法を模索した.結果,腐食発生限界塩化物イオン濃度を活用しひび割れ発生最長期間を算出することにより,海砂使用の有無をある程度判別する手法を見出した.
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