Japan Society of Civil Engineers 2020 Annual Meeting

Presentation information

第V部門

付着・定着・継手(2)

Chair:Daisuke HAYASHI

[V-618] Study on Tensile Performance of Overlapping Joints Restrained by Steel Pipes

〇Shiro Doi1, Tomonori Abo1, Takenori Mishima1 (1.TEKKEN CORPORATION)

Keywords:precast members, rebar joint, tensile strength, elongation

鉄筋コンリート構造物の構築において、生産性向上を目的にプレキャスト工法の適用が増えている。筆者らはプレキャスト部材同士の接合部の施工の省力化を目的に、鉄筋の重ね継手部分を鋼管で拘束する継手構造を過去に考案し、その引張試験を行った。今回新たに鉄筋径、鋼管径、鋼管の板厚をパラメータとした試験ケースを追加し、以下の知見を得た。1.継手長を鉄筋径の15倍以上とることで、継手は鉄筋の規格降伏強度の1.3倍程度の強度を有すること。2.今回の試験範囲では、継手長を鉄筋径の20倍とすることで、鉄筋や継手の仕様によらず、鉄筋の最大伸びが5%程度となること。

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