令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第V部門

評価試験方法(2)

座長:吉田 亮(名古屋工業大学)

[V-406] ハンドヘルド蛍光X線装置による飛来塩分量の測定方法に関する検討

〇竹田 宣典1、江良 和徳2、佐藤 智3、十河 茂幸4 (1.広島工業大学、2.極東興和、3.ティ・エス・プランニング、4.近未来コンクリート研究会)

キーワード:飛来塩分、ドライガーゼ法、塩害、蛍光X線、化学分析

JIS Z 2382に示されるドライガーゼ法による飛来塩分量の化学分析の省力化を目的として,屋外暴露したドライガーゼに付着した飛来塩分量をハンドヘルド型蛍光X線装置を用いて非破壊的に測定する方法について検討を行った。その結果,ハンドヘルド蛍光X線分析装置を用いて,ドライガーゼの4隅と中央部の計5点において測定した塩素のX線強度を測定し,化学分析による飛来塩分量との検量線を作成することにより,ドライガーゼに付着した飛来塩分量を推定できる可能性があると考える。

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