令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第V部門

評価試験方法(2)

座長:吉田 亮(名古屋工業大学)

[V-407] 実環境下のコンクリートに対する電気泳動法の適用性について

〇松井 淳1 (1.一般財団法人電力中央研究所)

キーワード:塩化物イオン実効拡散係数、電気泳動法、塩害、耐久性、鉄筋コンクリート

RC構造物の鋼材の腐食(塩害)に対する耐久性能の照査で用いられる塩化物イオンの見掛けの拡散係数を評価するための規準試験方法の一つとして,「電気泳動によるコンクリート中の塩化物イオンの実効拡散係数試験方法(案)(JSCE-G571-2018)」が制定されている.本試験方法は,主に設計での適用が想定されるが,浸せき法等の他の規準試験方法よりも,相対的に試験期間が短いこと等から維持管理での適用も期待できると考えられる.本研究では,実環境下にあるコンクリートに対する電気泳動法の適用を検討するために,有限要素法による数値解析的評価を実施した.

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