[V-409] コンクリート桁内部に埋設した交流2電極プローブによる含水率分布とその変動の観測
キーワード:コンクリート桁、電気抵抗値、交流2電極法、温度補正、含水率
コンクリート構造物の劣化機構の多くは水分の影響を強く受け、劣化因子の一つである水分をコントロールするために表面被覆材や含浸材が用いられる。水の侵入があるのに遮蔽性の高い被覆材を用いると水浸状態になるなど、損傷状態をよく把握して劣化状況と補修目的に合致したものを選定し補修設計を行う必要がある。そのためには、表面保護材の特徴や漏水等の影響を含めて、コンクリート内の水分状態をよく把握しておく必要がある。本報では、コンクリート桁内部の水分分布とその長期変動を把握するために、実大断面を有する鉄筋コンクリート桁の内部に多数の交流2電極プローブを埋設して測定方法を検討し、含水状態を観測した結果を報告する。
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