令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第V部門

水中コンクリート/軽量コンクリート(材料)/特殊コンクリート

座長:梁 俊(大成建設)

[V-453] ポリマー混和剤を使用したモルタルの収縮量低減に関する検討

〇向 俊成1、渡邊 有寿1、森本 正和2 (1.鹿島建設株式会社、2.株式会社日本触媒)

キーワード:ポリマーセメントモルタル、ポリマー混和剤、乾燥、収縮ひずみ、膨張材、収縮低減剤

ポリマーセメントモルタルは通常のモルタルに比べ引張強度が高く,耐摩耗性や耐凍害性などの耐久性に優れることが知られている.これまでにポリマーセメントモルタルに高温と乾燥による養生を行うことで曲げ強度が20N/mm2まで増大できることが明らかになっているが,一方で収縮が大きいことが課題であった.そこで,本実験ではポリマーセメントモルタルの収縮を改善するため,コンクリート用の膨張材と収縮低減剤の適用性について検討した.その結果、膨張材と収縮低減剤の併用によりポリマーセメントモルタルの収縮を大幅に低減できることを確認した。

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