令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第V部門

アスファルト系舗装(3)

座長:永原 篤(東亜道路工業株式会社)

[V-498] 繰返しねじりせん断試験による室内劣化アスファルト混合物の性状評価

〇横田 慎也2、久利 良夫4、青木 康素3、加藤 剣1、澁谷 啓2、塚本 成昭4、小瀬 詠理3、鎌田 修1、ロハニ タラニディ2 (1.鹿島道路、2.神戸大学、3.阪神高速道路、4.阪神高速技術)

キーワード:繰返しねじりせん断試験、アスファルト混合物、熱劣化、DSR試験、|G*|/sinδ

アスファルト混合物は,供用中に様々な劣化因子の影響を受けるため,その性状の変化を把握することは舗装の維持管理を行う上で重要である.筆者らは,これまで繰返しねじりせん断試験に基づいたアスコンの性状評価手法から,劣化評価に資する疲労破壊抵抗性や耐流動性などの評価手法を開発してきた.本研究では,室内試験にて供用中の混合物劣化を模擬した様々な負荷を与えた供試体での繰返しねじりせん断試験を実施し,試験結果に与える影響について確認した.その結果,ホイールトラッキング試験やDSR試験などの既存の試験との関係などから,繰返しねじりせん断試験が劣化評価に資するアスコンの力学性状の変化を捉えられることを示した.

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