[V-13] RCCダム結合材としてのフライアッシュの要求性能および選定手法について
キーワード:フライアッシュ、RCC、圧縮特性、断熱温度上昇特性、EPMA
ラオス国ナムニアップ1水力発電プロジェクトの主ダムは,高さ167m,堤体積236万m3の重力式コンクリートダムで,Roller Compacted Concrete(RCC)工法を採用した.RCCの主要な材料であるフライアッシュは長期強度の増進や水和熱の低減が期待できる上に,経済性にも優れているが、一方で産地による品質のばらつきが大きいため,事前の十分な検討が必要である.本稿では,有力な候補地であるタイ産とベトナム産のフライアッシュを用いたコンクリートの強度や断熱温度上昇といった重要な特性を比較することで,最適なフライアッシュの選定手法について報告するものである.
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