令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第V部門

維持管理(2)

座長:岡崎 慎一郎(香川大学)

[V-580] コンクリート橋脚の内部除湿における除湿孔間隔と通気湿度が湿度低減に与える影響

〇達 柊介1、伊藤 始1、白上 新2、細野 泰成3 (1.富山県立大学、2.北電技術コンサルタント、3.アイペック)

キーワード:湿気移動解析、除湿孔間隔、通気湿度、湿度低減、対策年数

実構造物サイズでの除湿には長期間の対策が懸念されている.そのため,本研究では実際の形状寸法のコンクリート橋脚を対象に,除湿孔を設けて除湿する際の除湿孔間隔と通気湿度がコンクリート内部の湿度低減や対策年数に与える影響を検討することを目的とし,湿気移動解析を行った.その結果,除湿3年で最もコンクリート湿度が低下したのは04-30ケースであり,目標湿度(80%)を下回った.加えて,除湿孔間隔が広がると通気湿度が対策年数に与える影響が大きくなった.

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