令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第V部門

維持管理(2)

座長:岡崎 慎一郎(香川大学)

[V-583] 開削トンネルにおける断面修復材料の性能照査手法

〇田口 真澄1、中村 幸江1、小柴 康平1、小西 真治1、渡辺 貞之2、飯島 亨3 (1.東京地下鉄 工務部 土木課、2.メトロレールファシリティーズ 土木部 調査設計課、3.ジェイアール総研エンジニアリング 材料技術部)

キーワード:開削トンネル、地下鉄、断面修復、透水試験、付着強度

開削トンネルの健全性は,漏水や浮き・はく離を順次補修することによって維持される。しかし,一度標準工法として定められた工法は東京地下鉄株式会社では長年更新されておらず,新材料が導入されていなかった。そこで,断面修復工を対象として,箱型トンネルに適した補修方法を選定するために,要求性能および評価項目を定義し,躯体コンクリートの劣化状況を考慮した補修方法の評価方法を考案した。加えて,実施工に導入する運用の流れを確立するに至った。これにより,迅速に新技術を導入できるようになった。

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