令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第V部門

付着・定着・継手(3)/数値解析/軽量コンクリート

座長:山本 佳士(法政大学)

[V-631] 膨張材併用軽量コンクリートのテンションスティフニングに関する実験的研究

城山 健太1、岩佐 将貴1、中澤 治郎2、〇津野 和宏1 (1.国士舘大学理工学部理工学科まちづくり学系、2.パシフィックコンサルタンツ)

キーワード:軽量コンクリート、膨脹材、RC床版、テンションスティフニング

膨張材併用軽量RC床版は,普通RC床版に比して最大で2割程度の重量軽減が可能で,かつ同等以上の疲労耐久性を有することが輪荷重走行試験等により確認されており,首都高速道路において実用化されている.しかし,輪荷重走行試験において,ひび割れ発生の時期や進展,ひび割れ後の破壊の過程などが普通RC床版と異なり,内部における疲労破壊のメカニズムはまだ明らかになっていない.本研究では,RC床版の疲労耐久性の解析において重要な構成則の一つであるテンションスティフニング効果を,膨張材併用軽量コンクリートについて実験的に求めるものである.

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