令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第V部門

構造物調査・診断(3)/振動

座長:内藤 英樹(東北大学)

[V-666] コーナーキューブを用いた橋梁の多点変位・振動計測システムの開発に関する研究

〇宮濱 晃一1、松田 浩1、古賀 掲維1、出水 享1、石井 抱2、島崎 航平2 (1.長崎大学、2.広島大学)

キーワード:変位計測、高フレームレートカメラ、固有振動数

現在の橋梁の点検は近接目視点検で行われているが,外観変状を得られるのみで補修,補強や架替えを判断することは出来ない。そのため,内部損傷を検知するには変位計測や振動計測が必要である。従来であれば接触式の計測機が一般であったが高所での作業では足場を必要とするため,時間とコストが問題となる。近年では非接触型の計測としてカメラやレーザーを用いた計測法が増えてきたが,橋梁の一部分のみを対象としたものが多いため,短時間計測は難しい。本研究で開発する橋梁の計測システムは,単一視野のカメラで複数点を同時に計測することを可能とし上記した計測法に比べ,短時間で低コストの計測を実現することを目標とする。

要旨・抄録、PDFの閲覧には参加者用アカウントでのログインが必要です。参加者ログイン後に閲覧・ダウンロードできます。
» 参加者用ログイン