Japan Society of Civil Engineers 2020 Annual Meeting

Presentation information

第V部門

構造物調査・診断(3)/振動

Chair:Hideki Naito

[V-669] Survey on the ASR potential of concrete structures on the expressway in Toyama

〇Yuichi Ishikawa1, Koki Gake1, Naohumi Inaba2, Takaya Yamazaki2 (1.Central Nippon Highway Engineering Nagoya Company , 2.Central Nippon Expressway Company)

Keywords:Alkari-silica reaction, ASR potential

コンクリート構造物では,骨材として川砂および川砂利の河川産骨材が使用されており,一部の岩種にアルカリシリカ反応(以下,ASR)を生じるものがあると言われている。河川産の反応性骨材は,河川の上流部,下流部で反応性骨材の種類やその含有量が大きく相違している。富山県は多くの河川水系があり,使用された河川産骨材の水系により,ASRによる劣化状況が異なる傾向が見られ,それに応じた対策が必要である。結果,建設してから年数が経過するとともにASRによる劣化が進行した場合,潜在膨張性が低下する可能性があると分かった。また,建設時から40年程度経過しても,潜在膨張性が高い可能性がある水系があることが分かった。

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