令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第V部門

構造物調査・診断(3)/振動

座長:内藤 英樹(東北大学)

[V-670] 復元設計に着目した3D計測の利活用について

〇鈴木 航作1、大山 智也1、伊勢田 幹太1、山口 浩平2、松田 浩2、出水 享3 (1.長崎大学大学院工学研究科博士前期課程総合工学専攻構造工学コース、2.長崎大学大学院工学研究科システム科学部門、3.長崎大学大学院工学研究科)

キーワード:復元設計、3D計測、数値解析

現在,日本ではインフラ構造物の老朽化が社会問題となっており,効率的な維持管理・更新が急務となっている.しかし日本国内には設計図書もなく架設年も不明な橋梁が多数存在している.すべての橋梁を再計測することは技術者不足やコストの問題から困難である.そこで本研究では,既設橋梁において3D計測から得られる点群データ点群データを用いて寸法計測を行い,復元設計を行う際の図面化におけるコストや労働力の削減,数値解析への利活用を目指す.本稿では,点群データによって計測した寸法値と手による計測の寸法値との比較および数値解析による値と現場載荷試験との値の比較を行った.

要旨・抄録、PDFの閲覧には参加者用アカウントでのログインが必要です。参加者ログイン後に閲覧・ダウンロードできます。
» 参加者用ログイン