物性(2)

[V-52] Study of the Effect of Formwork Surface's Water-Repellency for Surface Air Voids Including Micro Diameter

〇Yuma Yoshida¹, Kenzo Watanabe¹, Tetsuya Ishida², Kento Yamakado² (1.Kajima Technical Research Institute, Concrete and Construction Materials Group, 2.School of Engineering The University of Tokyo)

Keywords:Thermoplastic Resin Sheet, Surface Air Voids, Diameter of Surface Air Voids, Number of Surface Air Voids, Contact Angle

コンクリートの表面気泡は表層品質の指標の一つであり，コンクリート構造物の耐久性に影響すると考えられている。表面気泡面積率は，せき板表面の撥水性が高いほど低減することが確認されているが，目視判別可能な直径1mm より小さい直径を有する気泡の影響を考えていない．最小0.04mmの直径を有する表面気泡まで観測し分析した結果，せき板表面の撥水性が高くなるほど表面気泡面積率が小さくなるのは，表面気泡の個数が低減するためであることが示唆された。表面気泡の平均直径も撥水性が高いほど小さくなるものの，ある直径の表面気泡を選択的に低減させてはいなかった。