令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第V部門

新材料・新工法(材料)(1)

座長:松田 拓(三井住友建設)

[V-88] 高吸水性樹脂を水代替としたモルタルおよびコンクリート強度に関する実験研究

〇新澤 光1、澤野 利章1、水口 和彦1、野口 博之1 (1.日本大学)

キーワード:高吸水性樹脂、コンクリート、モルタル、圧縮強度

コンクリートを用いる際に資材の運搬,搬入が困難となる場合がある.高吸水性樹脂は自重の数百倍の水を吸収し保持する能力を有する.吸水するとゲル状になり,ある程度の形を保つようになる.そこで,水の運搬性の向上を目的とし,コンクリート材料としての水を高吸水性樹脂に吸収させ,練り混ぜに用いた場合の圧縮強度について実験,考察を行った.練り混ぜには若干時間がかかるが,樹脂を用いたことによる強度低下はみられず樹脂の使用は可能なものであり,樹脂と水の割合を変化させてゲルをある程度まで固くして用いることも可能であると考えられる結果となった.

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