令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

山岳トンネル(1)

座長:谷 卓也(大成建設株式会社)

[VI-02] 全国7地区の覆工コンクリートを対象としたフレッシュ性状の調査および評価

〇長尾 雄一1、高木 英知1、日野 博之1、松本 修治1、坂井 吾郎1、手塚 康成1、青柳 隆浩1 (1.鹿島建設株式会社)

キーワード:覆工コンクリート、ワーカビリティー、スランプ、材料分離抵抗性、ブリーディング

同一スランプであっても使用する骨材によっては,コンクリートの材料分離抵抗性やブリーディングが異なることが報告されており,覆工コンクリートにおいても充填不良や表層品質の低下などに影響を及ぼすことが考えられる.そこで筆者らは,覆工コンクリートの施工性や品質の確保を目的に,骨材などの使用材料に応じた配合設計手法を検討している.本報では,全国7 地区のレディーミクスト工場で製造される覆工コンクリートを対象に,使用材料がワーカビリティーなどに及ぼす影響について評価を行った.その結果,モルタル中に含まれる0.15mm 以下の粒子の容積割合を大きくすることで材料分離抵抗性を改善することができることが分かった.

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