令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

山岳トンネル(1)

座長:谷 卓也(大成建設株式会社)

[VI-07] トンネル覆工用高流動コンクリートを用いた自動打設システムの適用実績

〇市場 大伍1、松本 修治1、日野 博之1、手塚 康成1、青柳 隆浩1 (1.鹿島建設株式会社)

キーワード:覆工用高流動コンクリート、締固め不要、増粘成分一液型の高性能AE減水剤、自動打設システム

自動打設システムは、(1)締固めが不要な覆工用高流動コンクリート、(2)廃棄コンクリートの回収が容易な新しい打設配管システム、(3)配管系統の高速切替装置、(4)打上がり高さを自動制御する打設制御システムの4つで構成され、コンクリートポンプの圧送信号と(2)、(3)および(4)をリンクさせることにより、アジテータ車の入替え時以外では、人の手を全く介さずに、打上げ高さを左右均等に自動で調整しながら、型枠延長の中央から全断面を吹上げてコンクリートを打設するシステムである。
 本稿では、実規模の模擬トンネルに覆工用高流動コンクリートの自動打設システムを適用した実績について報告する。

要旨・抄録、PDFの閲覧には参加者用アカウントでのログインが必要です。参加者ログイン後に閲覧・ダウンロードできます。
» 参加者用ログイン