Japan Society of Civil Engineers 2020 Annual Meeting

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第VI部門

山岳トンネル(1)

Chair:Takuya Tani

[VI-09] An application of tunnel-lining placing system for quality improvement and labor saving

Munehiro Deguchi1, Ryoma Kondo1, Yuki Yoshida1, 〇Masaaki Sugimoto2, Naoki Kato2, Hideaki Nishiura2, Suzuki Takuya2 (1.West Nippon Expressway Company, 2.OBAYASHI CORPORATION)

Keywords:tunnel-lining concrete, pipe switching, concrete placing technique, high-fluidity concrete

トンネル覆工コンクリート打設作業は鋼製配管の切替や清掃を伴う苦渋作業である。また、限られた打設口からコンクリートを打ち込むため材料分離の発生リスクもある。
 本報告では、品質向上・省力化を目的としたホース伸縮式連続打設システムを開発した。本システムを適用し、従来の配管切替式からホースの連続引き上げ式にすることで配管切替作業が減少した。また、コールドジョイントの発生抑制、打込み箇所のコンクリートへ余剰な空気を巻き込む懸念が解消されるなど、従来の覆工コンクリート打設における課題を大きく改善できる成果が得られた。
 また、美観・出来映えでは従来打設方法と比較しても遜色ない仕上りが得られた。

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