Japan Society of Civil Engineers 2020 Annual Meeting

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第VI部門

軌道保守(7)

Chair:Daisuke Kozu

[VI-915] Numerical simulation on non-destructive testing for Shinkansen slab track

〇Tatsuro Murakawa1, Hideki Naito1 (1.Tohoku University)

Keywords:Railway slab, Non-destructive testing, FEM, Vibration testing

本研究は、加振器を用いた新幹線軌道スラブの健全度評価法の構築を目指している。その基礎検討として、FEM解析により、てん充層の劣化パターンと軌道スラブの動的応答特性との関係を整理した。その結果、劣化が進行した軌道スラブは、健全な軌道スラブと比較して、周波数応答が明確に変化することが示された。特に、てん充層の剥離範囲の増加と、軌道スラブ上下面の重複反射波による共振周波数の低下には、強い相関関係があることが示された。以上の解析結果を踏まえ、加振器を用いた新幹線軌道スラブの健全度評価の可能性を見出すことができた。

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