令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

軌道保守(7)

座長:神津 大輔(東日本旅客鉄道)

[VI-919] 継目板ボルト折損原因の検討と管理方法に関する考察

〇栁森 和真1、古川 侑里1、後神 拓也1、小松 伸也1、小松 佳弘1 (1.東日本旅客鉄道)

キーワード:継目板ボルト、軌道材料、線路設備モニタリング装置

継目板ボルトは軌道を構成する材料の一つであり折損・脱落すると輸送障害につながり,最悪の場合運転事故に至る恐れがある.そこで本研究では継目板ボルトの繰り返し折損箇所に着目し,折損の要因分析を行った.その結果,継目板の傾きの大きい箇所でボルトが折損しやすい傾向を確認した.次に線路設備モニタリング装置の距離画像で継目板の傾きを把握できないか検討を行った.その結果,誤差はあるものの継目板の傾きを把握できる見通しを得た.

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