軌道保守(7)

[VI-920] A study for signal current leakage frequent occurrences location rail fastener in inspection and repair line

〇Yojiro Ando¹, Yuichiro Hori¹, Yukizawa Yoshihiro¹ (1.East Japan Railway Company)

Keywords:inspection and repair line, signal current leakagesignal current leakage, rail fastener, resistance to rail-creepage , insulation performance

当社の車両検修線（軌道延長方向にH形鋼の梁を設置し，その上にレールを敷設）において，レールふく進に起因する軌道回路の電流漏れが多発したため，抜本的な対策を検討した．当該箇所の課題は，レール底部を穿孔した既存不適格構造，レール締結装置を載せる場所のないH形鋼，レールふく進抵抗力が不足した締結装置の３点である．以上の課題に対し，既存のレール締結装置の撤去，既存のH形鋼はそのまま使用，既設計のレール締結装置を使用の３点を対策方針とし，H形鋼に継ぎ足し材（山形鋼）を設置することにより，レール締結装置の座面を確保し，既設計のレール締結装置を使用可能とした．