[VI-386] 検査データに基づく地下鉄トンネル維持管理計画の策定について
キーワード:地下鉄トンネル、マルコフ過程、劣化予測、健全度判定、補修計画
我が国では,相当量蓄積されてきた社会資本ストックの老朽化が問題となっており,それらの効率的な維持管理が求められている.本研究は地下鉄トンネルにおける維持管理の効率化に寄与することを目的に,協力鉄道事業者が有する路線の検査データを用いた将来の劣化予測及びそれに基づいた様々な維持管理計画の検討を実施してきた.これまで10年間の補修シミュレーションを実施してきたが,今回は中期経営計画が更新される3年ごとに計画が更新されることを想定し,補修シミュレーションを行った.その結果,補修シミュレーションを実施する期間を3年間という実務に近いものに設定することで,有効的な維持管理計画を策定できることを確かめた.
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