令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

技術開発(4)

座長:西内 美宣(熊谷組)

[VI-1005] 合成開口レーダを用いたトンネル切羽監視システムの開発

〇中谷 匡志1、井ノ口 拓郎1、山本 浩之1、秋山 裕也2、佐藤 源之2 (1.安藤ハザマ 建設本部土木技術統括部土木設計部、2.東北大学)

キーワード:GB-SAR、切羽計測、肌落ち

施工中の山岳トンネルにおいて,切羽面の変位量を把握することは,安全管理の面で特に重要である.筆者らは,面的な計測が可能である地上設置型合成開口レーダ(Ground Based - Synthetic Aperture Radar)による切羽監視システムの開発を進めている.今回, GB-SARによる計測特性を検証するため,実際のトンネル切羽を想定した計測配置による基礎実験を実施した.その結果,工事の安全管理として求められる精度で変位を検知可能であることを確認し,実際の工事においても本システムが有効であるものと判断された.

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