[VI-1007] 切羽前方探査システムの効率性・信頼性向上への取り組み
キーワード:切羽前方探査、油圧ブレーカ、無線化、地質リスク、弾性波、反射面
山岳トンネル切羽前方地山状況の把握には弾性波探査が有用な方法の1つとしてあげられる。しかし、そのデータ解析や解釈には専門的な知識・経験が必要であり、また、通常の探査システムの場合、設置・計測・メンテナンスに人手がかかるといった課題がある。著者らは、日常的な施工サイクルを極力乱さずに探査できるツールとして、油圧ブレーカによる打撃振動を用いた切羽前方探査技術を開発してきたが、現場ごとの運用を考えると上記のようなソフト・ハード面での課題は残っている。本発表では、より効率的に前方探査を実施していくための探査システム無線化や、探査結果判断の信頼性に関わる解析ソフトの開発についての取り組みを述べる。
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