[VI-1045] 液状化地盤における放水路ボックスカルバート開削工事の施工効率化
キーワード:砂地盤、鋼矢板残置工法、ゼロスペース、ハット型鋼矢板、移動式型枠支保工
茨城県常陸那珂火力発電所新設工事において,放水路ボックスカルバートを開削工事で構築する.当該地は,地下水位が高く砂地盤(埋立地盤)であり,液状化する地盤であった.本稿では,工期短縮を目的として実施した,地盤の液状化対策を含めた開削工事の効率化について報告する。➀鋼矢板残置工法による液状化対策,②ゼロスペースの採用,③ハット型鋼矢板の採用,④鋼矢板施工サイクルの短縮,⑤放水路躯体構築方法の工夫,以上の施工効率化を総合的に実施した結果として,工期短縮を実現した.
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