令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

情報化施工(3)

座長:神﨑 恵三(熊谷組)

[VI-1088] 予測型CIMを活用した岩判定会議の遠隔臨場試行

〇森 拓雄1、藤岡 大輔1、鈴木 拓也1、山根 裕之2、吉田 哲也2 (1.大林組、2.伊藤忠テクノソリューションズ)

キーワード:クラウド、CIM、前方探査、トンネル

ICT技術を活用し,検査業務の効率化を図る動きが盛んである.遠隔地にあるトンネル現場では,切羽の急な変化に伴う岩判定会議の日程調整や検査官の移動時間が,工事の進捗に影響を及ぼすことが少なくない.そこで前方探査や施工結果を取り込んだ予測型CIMのクラウドシステムを構築し,遠隔地からも参加できる模擬岩判定会議を試行した.3人の評価者が遠隔地からテレビ会議システムを介した場合と,切羽近傍で直接見た場合の評価を比較した結果,評価者および項目によって偏重する傾向はなく,同じ判定であった.したがって,遠隔地からでも岩判定会議に参加できる可能性が見いだせた.

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