令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

情報化施工(3)

座長:神﨑 恵三(熊谷組)

[VI-1089] 光ファイバセンサを用いたコンクリートの充填挙動モニタリングに関する一検討

〇水野 健1、取違 剛1、今井 道男1、川端 淳一1、中村 真人1、山野 泰明1、松本 修治1 (1.鹿島建設)

キーワード:光ファイバセンサ、充填検知、モニタリング、トンネル覆工コンクリート

トンネルの覆工コンクリートをはじめとする狭隘部へのコンクリート施工では,吹上げ工法や片押し工法によって施工するのが一般的である.これらの施工方法では充填状況の確認が重要であるが,従来の充填検知センサでは「設置した点しか検知できない」「打設中に確認できない」などの課題があった.そこで,本研究ではひずみの変化を線的,かつリアルタイムに捉えることのできる光ファイバセンサを充填検知センサとして設置した覆工コンクリートの施工実験を行い,打設中に充填状況の計測を行った.その結果,光ファイバセンサによってコンクリートの充填挙動を線的にモニタリングできる可能性を示した.

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