[VI-1090] 山岳トンネル施工におけるロックボルトの自動検出
キーワード:トンネル、レーザースキャナ、ロックボルト、位置検出、CIM
本稿では,坑内計測点群の新たな活用方法としてロックボルトの自動検出および施工位置の判定を試みたので,その結果について報告する.坑内計測点群からロックボルト周辺の距離画像を作成し,テンプレート画像と類似する箇所を検索することで,暗い坑内においても環境に左右されることなく正確にロックボルトの打設位置を検出可能であることを確認した.また,ロックボルト検出に必要な点群密度が確保されていれば,施工位置を可視化することで全数確認作業を大幅に削減するだけでなく,施工の品質向上や検査の省力化につながることを示唆した.
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