令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

情報化施工(3)

座長:神﨑 恵三(熊谷組)

[VI-1091] プロジェクションマッピングを活用した覆工鉄筋用吊り金具施工システムの開発

〇青野 泰久1、吉河 秀郎1、竹内 啓五1 (1.清水建設)

キーワード:三次元スキャナ、プロジェクションマッピング、トンネル、吊り金具、可視化

山岳工法によるトンネルの施工において,坑口部,土被りの小さい箇所等では, 覆工コンクリートを鉄筋で補強し,力学的機能を付加させる必要がある.鉄筋の固定には吊り金具が使用されている.吊り金具の設置箇所と差し筋の切断箇所の位置出しの作業はトータルステーションを用いて実施される場合があり,これらの作業に手間と時間を要していた.この問題に対し,筆者らはプロジェクションマッピングを活用した吊り金具の新しい施工システムの開発を進めている.本稿では開発中のシステムの概要,本システムを用いた施工中の山岳トンネルでの実証試験について報告する.

要旨・抄録、PDFの閲覧には参加者用アカウントでのログインが必要です。参加者ログイン後に閲覧・ダウンロードできます。
» 参加者用ログイン