令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

情報化施工(3)

座長:神﨑 恵三(熊谷組)

[VI-1096] クレーン船の動揺に関する水理実験と再現解析

〇橋本 貴之1、小俣 哲平1、織田 幸伸1、伊藤 一教1 (1.大成建設)

キーワード:クレーン船、係留動揺、吊荷動揺、水理実験、数値解析、OpenFOAM

海上工事の施工計画を策定する上で,クレーン船など作業船の動揺を把握し,稼働率の精度向上や係留方法の適切な選定が建設作業の最適化や工費縮減のため重要となる.しかし,施工の可否判断には船体だけでなく吊荷の動揺が問題となる場合がある.そこで,本研究ではクレーン船の係留・動揺に関する水理実験を行い,船体および吊荷の動揺を計測し,その特性について検討した.さらに,OpenFOAMを用いた船体動揺に関する解析,船体の動揺量からブーム先端(支点)が動く振り子として吊荷挙動に関する解析を行い,その精度を検証した.本稿ではその一例を示し,本解析手法により実験を再現でき,定量的な評価が可能であることが示された.

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