令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

山岳トンネル(11)

座長:手塚 仁(熊谷組)

[VI-676] 切羽観察への画像解析技術活用に向けた切羽写真撮影条件の基礎的検討

〇佐々木 亨1、長谷川 慶彦1、日下 敦1、巽 義知1、菊地 浩貴1 (1.国立研究開発法人 土木研究所)

キーワード:山岳トンネル、切羽評価、切羽写真、画像解析

山岳トンネルの施工において,支保パターンや補助工法は日々の計測や切羽観察の結果を参考に選定されるのが一般的であるが,熟練技術者の減少等により適切な判断が困難となることが懸念される.近年ではAIによる画像解析技術を用いた切羽評価システムの開発が進められている。その中で,切羽写真撮影時の環境やカメラの設定が切羽評価の結果に影響を与えることが明らかとなってきており1),画像解析に適した切羽写真の撮影条件の検討が望まれている.本検討では,坑内でカメラの設定や環境を変更しながら切羽を撮影した画像データを用いて切羽写真の撮影条件を検討した.その結果から画像解析に適切であると考えられる撮影条件を提案する.

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