令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

山岳トンネル(11)

座長:手塚 仁(熊谷組)

[VI-678] RGB-Dカメラを用いたトンネル切羽の肌落ち検出

〇小林 礼1、三浦 雅也2、満尾 淳2、包 躍1 (1.東京都市大学、2.東急建設)

キーワード:山岳トンネル、切羽監視、肌落ち、RGB-Dカメラ、Depth画像、RGB画像

山岳トンネル工事では,切羽の崩落や肌落ちによる労働災害が発生しており,それら防止するため切羽を常に監視し,肌落ち災害の予兆や切羽の形状変化を把握することが求められている.本研究では,肌落ちは切羽面から発生する点に着目し,Depth画像を用いた切羽のみのマスク画像生成と,RGB画像を用いたフレーム間差分法による動物体検出を組み合わせた肌落ち検出法を提案した.実際のトンネル掘削現場にRGB-Dカメラを設置して行った実験結果から ,ブレーカ掘削・コソク作業時においては,肌落ちと掘削土塊を検出できることが確認された.

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