令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

山岳トンネル(11)

座長:手塚 仁(熊谷組)

[VI-679] 切羽崩落検知システムの切羽常時監視への適用事例

〇藤岡 大輔1、中岡 健一1 (1.株式会社大林組)

キーワード:山岳トンネル、切羽監視、画像処理、背景差分法、肌落ち災害

肌落ち災害防止のため,切羽監視は必須であるが,切羽の変状を目視で全て捉えきることは困難であった.そこで筆者らは,リアルタイムに落石を検知可能な切羽崩落検知システムを開発し,切羽監視員の目視監視と併用して運用してきた.切羽常時監視として崩落検知システムを2現場で実施した結果,落石は発生せず,落石と同じ挙動をする湧水の滴水を検出できたことから,落石発生時も正常に検知できる可能性が高いことがわかった.

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