令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

山岳トンネル(11)

座長:手塚 仁(熊谷組)

[VI-682] 破壊エネルギー係数による圧縮強度の定量評価手法の検討

〇女賀 崇司1、福島 大介1、宮嶋 保幸1、松田 雅和1、藤井 広志1、山本 拓治1 (1.鹿島建設株式会社)

キーワード:トンネル、切羽定量評価、破壊エネルギー係数、切羽評価点

山岳トンネルの掘削において,品質と安全を合理的に確保するためには,地質状況に応じた適切な支保パターンを選定することが不可欠である.このため,トンネル掘削時には,1日1回の頻度で実施する切羽観察によって地質状況を確認しながら支保パターンの選定を行っている.切羽観察は日常の掘削作業の合間の限られた時間内に目視観察を主体として行われているが,客観的かつ定量的な評価が可能となることが望ましい.本稿では,近年導入が進むコンピュータジャンボから得られる穿孔データを利用し,切羽の圧縮強度の定量評価を行った検討結果を報告する.

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