令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

山岳トンネル(11)

座長:手塚 仁(熊谷組)

[VI-684] 土被りの大きい山岳トンネルにおける初期変位の計測と活用

〇佐藤 岳史1、中原 史晴2、青木 智幸2、岸田 潔3 (1.東海旅客鉄道株式会社、2.大成建設株式会社、3.京都大学工学研究科)

キーワード:大土被り、計測管理、初期変位、最終変位予測、1サイクル

大土被り下で掘削する長大トンネルは,施工前の地質調査に量的・精度的な限界があるため,施工中の地質岩盤性状ならびに地山挙動の的確な把握と,それを踏まえた迅速な支保の適用判断を始めとする現場での対応が必要不可欠となる.すなわち,掘削時の計測管理に基づいて支保の妥当性を評価しつつ地山状況に合わせた合理的な施工を行うことが要求される. 本稿ではトンネル内空の初期変位量から最終変位量を予測する方法を提案し,それによる計測管理の在り方について検討した.

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