山岳トンネル(11)

[VI-685] Prediction of ground behavior around SENS using 3D continuum model

〇Naoya Koshiba¹, Mitsutaka Sugimoto¹, Syotaro Ozaki¹, Shigeki Kinoshita² (1.Nagaoka University of Technology, 2.OKUMURA CORPORATION)

Keywords:SENS, Lining, Inner formwork, 3D FEM analysis, Sequential analysis, Ground displacement

SENSはNATMとシールド工法の境界領域である軟岩や洪積層の地山にトンネルを構築する新しい工法で，近年，施工事例が増えている．SENSの従来の設計方法では二次元モデルが使われていたため，SENSの三次元的で複雑な施工過程を表現することは困難であった．既往研究ではSENSの三次元的で複雑な施工過程を表現するために，地盤をソリッド要素でモデル化した連続体モデルを開発し，現場計測データを用いて同手法の妥当性を確認した．本研究では適用事例を増やすことにより，連続体モデルの妥当性のさらなる検証を行うことで，SENS周辺の地盤挙動の解析手法を確立することを目的とする．