[VI-826] フレッシュコンクリートの単位水量測定方法の違いによる測定精度および測定時間の比較
キーワード:単位水量測定、エアメーター法、高周波加熱乾燥法、静電容量法、大量打設
近年、都市部での大規模工事が増加し、近隣住民の要望により施工時間帯や大型搬入車両の台数制限が設けられるケースが増えている。このような制約の中でコンクリートの大量打設を行う場合、受入試験に時間を要するとアジテータ車の配車が滞り、打設計画を見直す事態が想定される。単位水量測定は、国土交通省が複数の方法を提示している。本論文では、代表的な3種類の測定方法について、室内試験により単位水量測定精度と測定時間について比較した。それぞれの測定精度は同等であることが確認できたが、測定時間が最大で6倍ほどの開きがあり、施工計画に応じて測定方法を選定する必要がある。
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