[VI-827] A consideration on property change of concrete after Long-Distance Pumping
Keywords:quality control, medium fluidity concrete, long-distance pumping, fresh properties
本稿は,長距離ポンプ圧送施工において,配合変更による圧送可能距離の妥当性を検討するため,実施工におけるコンクリートの性状変化の把握を目的として行った確認試験の結果について報告するものである.使用したコンクリートは,軽微な締固めを必要とする高流動コンクリート(スランプフロー350~500mm,以下中流動コンクリートとする)およびスランプ21cmの普通コンクリートとした.中流動コンクリートのスランプフローは,圧送による影響は小さく,経時変化の影響を受けやすい結果となった.普通コンクリートのスランプは,経時および圧送の影響が大きく,圧送距離が増加するとスランプの低下量が増加する傾向を示した.
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