令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

品質管理(4)

座長:松井 雅紀(鹿島建設)

[VI-829] 供試体によるシート吸引方式給水養生工法の養生効果の確認

〇赤池 考起1、辰巳 順一1、白井 孝昌1、樋口 雅之1、村上 義和1 (1.安藤ハザマ)

キーワード:覆工コンクリート、給水養生、気中養生、透気試験、一軸圧縮強度

長崎県松浦市に新設された全長336mの道路トンネルにおいて,覆工コンクリート表面の品質向上のため,シート吸引方式給水養生工法(以下,給水養生)を28日間実施した.この養生効果を確認するために,供試体および覆工コンクリートに対して試験した.その結果,透気係数は気中養生で「悪い」,給水・水中養生で「非常に良い」であった.全ひずみは,給水養生を実施することで,気中養生と比べて60μ収縮ひずみが小さくなった.以上の試験の結果から,給水養生によって覆工の表面付近のコンクリートの密実化され,耐久性が向上したと確認できた.

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