令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

鉄道(8)

座長:平尾 博樹(東海旅客鉄道株式会社)

[VI-872] 新幹線の急曲線におけるGCき裂の抑制手法および管理方法の検討

〇堀籠 健1、土田 光1、柴田 満広1、松下 昇平1 (1.東日本旅客鉄道株式会社)

キーワード:レール損傷、レール削正、GCき裂、レール探傷

JR東日本では、レール折損事故防止を目的として定期的にレール探傷検査を行っている。近年、特定の箇所においてレール頭部にレール損傷が多発しており、各種調査の結果、「GCき裂」が原因であることが分かった。GCき裂はレール折損の原因となることから、適切な管理が求められる。本研究は、GCき裂の抑制手法および管理方法の確立を目的とした。本研究の成果は次の通りである。①レール損傷の抑制に効果があるレール削正について検討し、初期き裂の除去および既存傷の進展抑制効果を持つ削正パターンを確立した。②初期段階のGCき裂を確認できる探傷器を開発し、レール損傷の進展状況の把握を可能とした。

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