令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

設計技術(1)

座長:緒方 明彦(熊谷組)

[VI-41] 通行車輌によるプレキャストL型擁壁の低サイクル疲労について

〇小友 行峰1、丸山 收2 (1.世紀東急工業、2.東京都市大学)

キーワード:プレキャストL型擁壁、繰り返し荷重、疲労劣化、水平応力、経年劣化、薄肉鉄筋コンクリート部材

道路に設置されたL型擁壁は,通行車輌による輪荷重の影響を受けている.通行車輌の影響で,擁壁背面の裏込め土を介してたて壁が疲労劣化するのであれば,維持管理上のリスクとなり得る.本報では,繰り返し載荷実験により,裏込め土を介して壁面に作用する水平応力を測定した.その水平応力を基に疑似L型擁壁の破壊荷重を推測した.疑似L型擁壁にて破壊荷重前後で繰り返し載荷実験を行った結果,擁壁背面の裏込め土をを介して擁壁たて壁が疲労破壊するのを確認できた.

要旨・抄録、PDFの閲覧には参加者用アカウントでのログインが必要です。参加者ログイン後に閲覧・ダウンロードできます。
» 参加者用ログイン