令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

鉄道(8)

座長:平尾 博樹(東海旅客鉄道株式会社)

[VI-880] 道床細粒化箇所におけるマルタイ施工方法の確立

〇豊田 大樹1 (1.日本機械保線(株)静岡事業所)

キーワード:マルチプルタイタンパー、軌道整備、細粒化、バラスト、下降速度、タンピング

これまで、当事業所では軌道整備多発箇所における軌道狂い進行速度の抑制を図る方法を研究し取り組んできたが、施工後の軌道状態を維持できない箇所があった。5m弦高低が悪く細粒化している箇所での軌道の維持が難しいことに着目し、ツール下降速度の変更によるつき固め効果の検証と砕石補充による粒度改善を検証した。検証の結果、新たな施工方法として「細粒化対策工法」を確立し、施工から10日後には元の波形に戻り維持できなかった箇所においても施工から50日経過後でも良い状態を維持することができた。

要旨・抄録、PDFの閲覧には参加者用アカウントでのログインが必要です。参加者ログイン後に閲覧・ダウンロードできます。
» 参加者用ログイン