令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

シールドトンネル(8)

座長:谷田 友里恵(清水建設㈱)

[VI-964] 壁厚2mの鋼製連壁工事におけるNOMST芯材の現場接合

〇嶺岸 和貴1、市川 督人1、青山 武史1、坪井 広美1 (1.西松建設)

キーワード:鋼製地中連続壁、NOMST芯材現場接合、超速硬混和剤

本工事の鋼製連壁工は施工後にシールドが通過するため,切削可能な部材(NOMST芯材)を採用した.また,NOMST芯材は上下2分割して工場製作し,現場接合する方針とした.現場接合する上で、NOMST芯材の接合精度、工程制約内での現場接合用コンクリートの品質確保が課題であった。その対策をして,NOMST芯材の現場接合時に位置調整可能な接合用架台と建て起こし装置を導入した.また現場接合には,選定配合コンクリートとポットミキサを使用した混練での現場接合を採用した.これにより,NOMST芯材の接合精度,接合用コンクリートの品質確保と計画通りの工程で施工を行った.

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